リハビリ徒然blog

理学療法士となって10年になります。日々の仕事やプライベートで思うこと。読んだ文献の紹介などをしていきたいと思います。

気になること

  物を買う、サービスを受けるには値段がきまっており、その値段に対して納得すればお金を支払うということはごく自然の流れです。なので大抵の店には値札が貼ってあってるのもごく自然の事だと思います。

  しかし私の生活の中で値段が提示されていない場所があります。それは病院です。

確かに紹介状や診断書の値段は提示しているけれども、診察はいくら?レントゲンはいくら?リハビリはいくら?とレストランにあるようなメニュー表は見たことがない。

   世界的に見てどうなのかはしらないが、最近気になる事です。

  また値段が高い!!と会計に文句を言っている人も正直見たことがない。 

  もっと医療を受けたことに対する対価をしっかり提示するべきだと思うし、もっと医療費にシビアになるべきだと思います。

リハビリで言えば、骨折後のリハビリであれば20分で1850円となります。もちろん全額なわけではなく、多い人でも3割負担です。また、この値段は新人でもベテランでも同じ価格で決まっており、常に努力していない人間が担当なんかすると、本当にドブに捨ててるみたいなものです。そしてこの値段以上の医療が提供できないと、いつか淘汰される日がくるでしょう。日々の少しの努力を惜しまず頑張りたいと思います。