リハビリ徒然blog

理学療法士となって10年になります。日々の仕事やプライベートで思うこと。読んだ文献の紹介などをしていきたいと思います。

果たして役に立ってるのか?

医療に関わる仕事は人の役に立ってることを実感しやすい職種だと思います。

特にリハビリは関わる時間が長いため、役立ってる感を感じやすいと自分自身は思います。

自分も含めてリハビリ職になろうと思ったのは身近に人の役に立ってる感を得たいと思った人が多いと思います。その他には「自分が怪我をしてリハビリしてもらいました!」みたいなのが多いと思います。

  ただ、最近思うことは自分は本当に役に立っているのか?ということです。最近同僚が学会で賞を頂きました。病院としても、その病気を抱える方に対して、非常に役立つものだと思いました。自分はそんな賞なんて夢のまた夢ですが、それにしても今の自分は役に立ちたい気持ちの押し売りで、蓋を開ければ役に立つかは疑問に思います。

10年が過ぎて、考え過ぎで大事な事を忘れてました。

結局は自分が精進しないといけない。知識、技術が進歩しないと貢献できないと改めて思いました。

人間の体は良くも悪くもどうなるかわからないから、諦めず今日できることをやろう。そんな気持ちで日々を過ごしていきたいと思う今日でした。

 

あと、ハンガリーのことわざで、ドラマのタイトルにもなった「逃げるは恥だが役に立つ」というのもあります。役に立つの言葉も様々ですね。